「食」を通じて、人々の豊かなくらしを
支える知識と技術を学びます。
「食」を通じて、人々の豊かなくらしを支える知識と技術を学びます。
いま、栄養士への人々の注目や期待が高まるにつれ、人材を養成する短期大学にも、これからの時代にふさわしい、先進的で実践的な教育を行うことが求められています。そこで本学科では講義と実習・実験・演習を効果的に織り込んだカリキュラムを、充実した施設・設備のもとで学習。学生は実習を数多く経験し、高度な内容を身につけます。
生活習慣病の予防が大きな課題とされる現代、人が健康的に生きるためにはどのように生活すべきかをテーマに、炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など、さまざまな栄養素・非栄養素の生理的役割や身体機能の正常な営みについて学びます。
料理のできる栄養士を育てること。それが本学科のモットーです。そのため調理学実習では、和・洋・中華の基本から応用までを学びます。実習を数多く経験することで、社会が求める実践力を身につけます。
多種多様な食材を使って、季節の料理、行事食、世界の代表的な料理などを実習します。食材をはじめ、器具などの的確な取り扱いを学ぶことができます。
今回の実習は袱紗(ふくさ)寿司、揚げ出し豆腐に豚肉の八幡巻きと茶碗蒸しがお題。最初は先生のお手本をみんなで学びます。大画面で作業状況が見られるから解りやすいです。
先生の説明が終わったら、私たちで調理開始。すし飯に具を混ぜたり、薄焼き卵を焼いたり、豚肉でごぼうを巻いたり、仲間と協力しながら行程の時間内にできるように進めます。
四苦八苦しながらも、とっても美味しそうな4品が完成。みんなで試食します。食べた後は、片付けも念入りに行い、衛生管理を徹底しています。
私たちの周りには、多種多様な食品があふれています。どのような成分が含まれ、どのように変化していくのでしょうか。食品と食品を構成する物質の構造や食品の成分変化について、実験を通して理解を深めていきます。
洋菓子、和菓子、パンの製造に関する材料、特徴を学び、理解したのち各種菓子、パン類を作製します。
製菓実習はいちごのケーキにチャレンジ!先生の説明が終わったら、生地作りから開始。混ぜるのにもコツがいるんですよ。
先生が各グループを回って親切丁寧にわかりやすく指導してくださるので、難しいところでも楽しく作れます。
可愛いいちごのケーキが完成!最後にみんなで食べるのも実習の醍醐味です。
1年次に「基礎製菓実習」にて習得した知識・技術を活かして、さらに高度な製菓作製に取り組みます。一部のレシピを紹介します。洋菓子〈シフォンケーキ、クレームブリュレ、フィナンシェ〉和菓子〈黄味時雨、柏餅、水羊羹〉製パン〈テーブルロール、パンオレ、メロンパン〉※年度によりレシピは変更される場合があります。
座学も実習も、しっかり基礎から!
座学による勉学および調理に関する実習も、基礎から進めていきます。
基礎をしっかり学ぶことで2年次の応用にスムーズに対応できるようになります。
栄養指導演習
給食サービス
フードコーディネート演習
食品加工実習
実は理科の授業も、とても大切!
調理実習も多く展開されていますが、栄養士となるためには、理科(とくに化学)の知識も重要になります。本学では食品学実験や生化学実験などの理化学実験も、基礎から段階的に実験が組まれており、豊富な知識・技術が養われます。